消化器科・乳腺外科・外科・内科 〒547-0026 大阪市平野区喜連西4-7-33 TEL.06-6760-7188 【いのうえ診療所】
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胃内視鏡(経鼻)
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大腸内視鏡
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超音波(エコー)検査
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マンモグラフィ検査(乳癌検診)
注意:
日帰りとはいえ、翌日からバリバリと仕事、家事、スポーツをしたり出来るなどとは思わないでください。当院では原則として金曜日に手術を行い、週末はご自宅で安静にしていただきます。場合によっては、往診に伺わせて頂きます。
一般に痔と言うと、半数以上を占める痔核(いぼ痔)を指すことが多いのですが、これは肛門を閉じるのに役立っているクッション部分が大きくなった病気です。肛門にかかる様々な負担(便秘や下痢、立ちっぱなし、座りっぱなし、妊娠・出産、腹圧のかかるスポーツや仕事、刺激物やアルコールの取り過ぎなど)による強い圧力がかかり、肛門を閉じるのに役立っている静脈の集まったクッション部分がうっ血し、出血したり脱出するようになったものです。
したがって、いったん手術で痔が治ったとしても、痔の原因となる便秘や下痢を長年にわたり繰り返していればまた痔になってしまうこともあります。
肛門の奥の方にできるもので静脈のかたまりで、痔の中でも最も多いものです。出血や外部への脱出などの症状がひどくなれば手術適応となります。
内痔核に併発するものや、血栓性外痔核と呼ばれる飲酒後や運動後に急に出来るものがあります。痛みの強い場合や大きい場合は局所麻酔下に切開し、血栓を摘出します。
肛門の粘膜や皮膚がさけてしまうことで、痛みや出血がおこります。
通常、坐薬や軟膏で処置しますが、慢性の炎症・潰瘍や裂傷を繰り返し肛門の狭窄をおこすようなものは、手術を要します。
肛門の出口近くの陰窩といわれるくぼみから、細菌感染により肛門周囲に膿が広がり、やがて皮膚や直腸へと破裂し膿が出てくるといったものです。この膿の通り道が慢性化したものが痔ろうと呼ばれています。通常、入院による手術が必要です。
当院では内痔核に対し、その進行度に応じた最適の治療法を選択します。
I 度
排便時のいきみなどでうっ血がある時に、内痔核が肛門の内部で軽度に膨隆。
出血が主な症状で痔核の肛門外への脱出はない。
II 度
排便時に痔核が肛門外に脱出するが、排便が終了し努責がなくなれば自然に肛門内に戻る。
III 度
痔核が脱出しやすくなり、排便時脱出だけでなく排便後にも脱出した痔核を指で押し込まないと肛門内へと還納できない。出血もしやすく痛みを伴うことも多くなってくる。
IV 度
痔核がさらに増大し、肛門の内外に及び、常に脱出している状態。指で押し込んでも戻らない。粘液が染み出して下着が汚れる。俗に言う“脱肛”の状態。
通称、脱腸とも呼ばれていますが、成人の場合、ももの付け根の筋膜や筋肉のゆるみから、小腸、大網などの臓器が皮膚の下に飛び出してくる病気です。
立った時やお腹に力を入れた時に、太ももの付け根部分(鼠径部)が膨らんできます。時に、痛みを伴うこともあり、また脱出した臓器が戻らなくなると緊急手術を要し命に関わる事もあるので、そうなる前に治療することが大切です。
ヘルニアバンドと言われるベルトで常に固定している方もいますが、残念ながら治癒することはなく、治療は手術以外にはありません。手術法の基本は、脱出した臓器を元に戻しその穴をふさいで補強するといったものですが、現在の方法は、メッシュプラーグ法やクーゲルパッチ法といった人工の補強シートを挿入するもので、従来の手術に比べ、痛みも少なく再発率も低く(約1%)なってきました。
触診、マンモグラフィ、超音波検査で、良性・悪性の鑑別が困難な腫瘍に対して、局所麻酔下に腫瘍を摘出し、病理組織検査に提出します。もし、悪性腫瘍と診断された場合は、すみやかに専門施設に紹介いたします。この場合、追加の手術が必要となります。(乳房切除術または乳頭温存乳房部分切除術+リンパ節切除術)
大腸ポリープの中でも腺腫といわれるものは、時間の経過とともに悪性腫瘍すなわち腺癌へと変化するものが多く、早い時期であれば内視鏡的に切除することが可能です。
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