消化器科・乳腺外科・外科・内科 〒547-0026 大阪市平野区喜連西4-7-33 TEL.06-6760-7188 【いのうえ診療所】
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胃内視鏡(経鼻)
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大腸内視鏡
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超音波(エコー)検査
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マンモグラフィ検査(乳癌検診)
Q1 :
マンモグラフィと超音波検査のどちらの方がよい検査なのでしょうか?
Q2 :
乳癌を予防する方法はありますか?
Q3 :
マンモグラフィはどうして2年に1回の受診なのですか?
Q4 :
マンモグラフィの検診の精度は?
Q5 :
どんな人が乳癌にかかりやすいのですか?
Q6 :
乳癌検診で必ず癌が見つかりますか?
Q7 :
マンモグラフィでどれくらいの割合で癌が見つかりますか?
Q8 :
女性ホルモンが乳癌に関係しているといいますが、ピル(経口避妊薬)やホルモン補充療法は安全なのでしょうか?
Q1 :
健康保険は適用されますか?
Q2 :
口からの内視鏡と費用は異なりますか?
Q3 :
口から入れる内視鏡と比べて、検査時間に違いはありますか?
Q4 :
鼻から挿入して痛くありませんか?
Q5 :
鼻血が出るようなことはないのですか?
Q6 :
鼻から水が入った時のような痛みは感じませんか?
Q7 :
左右、どちらの鼻に入れるのですか?
Q8 :
検査前に鼻毛を切るとか手入れをしておいた方がいいのでしょうか?
Q9 :
鼻からの内視鏡で胃の組織などを採取したり、処置することもできるんですか?
Q10 :
花粉症でも検査はできますか?
Q11 :
鼻からの内視鏡は、口から挿入することも可能ですか?
Q12 :
鼻からの内視鏡ができないケースもあるのですか?
Q13 :
鼻から入れる内視鏡って、どのくらいの太さですか?
Q14 :
従来の内視鏡より小さくなったことで見える範囲も小さくなっていませんか?
Q15 :
鼻からの内視鏡はどういう人に向いているのですか?
マンモグラフィと超音波検査のどちらの方がよい検査なのでしょうか?
A :
マンモグラフィでは、石灰化といわれる早期の乳癌のサインを見つけるのに大変役立ちます。より小さいしこりやその性状を診るには、超音波検査が適しています。いずれにしてもそれぞれに長所短所があり、年齢や乳腺の状態によりどちらかもしくは両方を受けるのがよいと思われます。
乳癌を予防する方法はありますか?
A :
残念ながら100%乳癌を予防する方法はありませんが、リスクを減らすことは出来るでしょう。過度の肥満やアルコールの取りすぎに注意し、日々のストレスをためないようにしましょう。また、自己検診、乳癌検診を定期的に行って早期発見に努めましょう。
マンモグラフィはどうして2年に1回の受診なのですか?
A :
マンモグラフィによる検診は早期の乳癌の発見率が高く、次の検診までに見つかる癌の発生率が低いためとされていますが、中間期癌の発見のためには年に1度は受けておくべきと思われます。
マンモグラフィの検診の精度は?
A :
欧米ではマンモグラフィによる検診が死亡率を減少させることが証明されています。マンモグラフィで発見される癌の70%以上は早期癌であり、乳房温存療法を受けられる場合も多く、また死亡率も低くなる可能性があります。
どんな人が乳癌にかかりやすいのですか?
A :
肥満、出産をしていない、高齢初産、授乳期間が短い、初潮が早い、閉経が遅い、第一度近親者(母親・姉妹)に乳癌の方がいる、アルコール摂取、ストレスが多いなどの方は、そうでない方に比べて乳癌の発生率がすこし高い傾向があります。
乳癌検診で必ず癌が見つかりますか?
A :
残念ながら、すべての癌を100%発見できる検診はありません。マンモグラフィのみの検査では約10〜15%の癌が見落とされるといわれています。
マンモグラフィでどれくらいの割合で癌が見つかりますか?
A :
受診者1000人中、「要精査」となる方は約90人で、そのうち乳癌と診断される方は約2〜3人といわれています。
女性ホルモンが乳癌に関係しているといいますが、ピル(経口避妊薬)や
ホルモン補充療法は安全なのでしょうか?
A :
女性ホルモン、特にエストロゲンは乳癌の発育と関係があるといわれています。最近の低容量ピルに含まれるエストロゲンの量は非常に少なく、乳癌発生を促す危険はほとんどないといわれていますが、服用していない人に比べると若干ですが確率は上がるようです(約1.2倍)。また更年期障害に対して行うホルモン補充療法は、10年何以上の長期服用をした方では、乳癌の危険が高まることがわかってきています。
健康保険は適用されますか?
A :
適用されます。金額は検査の内容によって多少異なりますが、3割負担の場合、自己負担額は5000円が目安です。ただ、人間ドックや健康診断で内視鏡検査をする場合(自覚症状がない場合)は、自由診療となりその分費用がかかります。
口からの内視鏡と費用は異なりますか?
A :
同じです。
口から入れる内視鏡と比べて、検査時間に違いはありますか?
A :
検査時間は変わりません。ただ、苦痛が軽減されます(※)ので、多くの方が検査時間を短く感じられるようです。(※軽減の程度には個人差があります)
鼻から挿入して痛くありませんか?
A :
個人差はありますが、麻酔をするなどの前処置をしっかりと行うことで、多くの方々は痛みはあまり感じないとおっしゃっています。ただし、鼻腔の狭い方で時々、痛みを訴える方がおられるようです。
鼻血が出るようなことはないのですか?
A :
ほとんどありませんが、多少のにじむ程度の出血を認めることはあります。鼻の粘膜を保護するなどの前処置をしっかりと行うことと、医師もカメラの映像をみながら挿入することで、鼻をキズをつけることなく行なうことができます。
鼻から水が入った時のような痛みは感じませんか?
A :
感じ方は個人差がありますので、ツンとするような感じを持たれる方もいらっしゃいますが、大きな痛みではないようです。
左右、どちらの鼻に入れるのですか?
A :
通常、通りの良い方か、鼻中郭の湾曲から広いと思われる方を選択します。ただ、選んだ側が狭かったり曲がっている場合などは、もう一方の鼻からの挿入に切り替えるときもあります。
検査前に鼻毛を切るとか手入れをしておいた方がいいのでしょうか?
A :
特別なお手入れは必要ありません。逆に鼻毛を切りすぎるなどすると、検査後刺激になってしまうこともあります。
鼻からの内視鏡で胃の組織などを採取したり、処置することもできるんですか?
A :
検査やそれに伴う組織の採取を行うことができます。ただし、ポリープを取るなどの処置は現状では適していません。
花粉症でも検査はできますか?
A :
検査の前には、粘膜を収縮させるスプレーを噴霧して鼻腔を広げて通りをよくしますし、炎症を起こした粘膜を保護するために麻酔の入ったゼリーを塗りますから、ほとんどの場合は大丈夫です。 ただ、慢性の鼻炎により鼻タケ(鼻甲介)の腫大が著しい場合などは、挿入できない場合があります。
鼻からの内視鏡は、口から挿入することも可能ですか?
A :
もちろん口からの挿入もできます。ただ、舌の奥にスコープが触れますから、咽頭反射は少なからず起こります。
鼻からの内視鏡ができないケースもあるのですか?
A :
あります。
鼻腔が曲がっている方や鼻腔が狭い方がまれにいます。その場合は口からの検査になります。
鼻から入れる内視鏡って、どのくらいの太さですか?
A :
先端の太さ5.9mmで、うどんの太さに例えられます。
(参考:口から入れる内視鏡は、先端の太さ9〜10mm)
従来の内視鏡より小さくなったことで見える範囲も小さくなっていませんか?
A :
最近の内視鏡は、高画質のCCDや、高性能で広角なレンズを搭載していますから、口からの内視鏡と遜色のない範囲の観察が可能です。
鼻からの内視鏡はどういう人に向いているのですか?
A :
口からの内視鏡検査で苦しかった経験を持つ人、パリウムによるエックス線検査が嫌いな人に適しています。また健康診断や人間ドックなどの予防的な検査では病巣の早期発見に威力を発揮します。
©いのうえ診療所:消化器科・乳腺外科・外科・内科 〒547-0026 大阪市平野区喜連西4-7-33 TEL.06-6760-7188 FAX.06-6760-7133